アイランドナース2名が報告会

   長崎大学病院から2017年度「アイランドナース」として五島中央病院へ派遣された2名の看護師が任務を終えて本院の勤務に復帰し、報告会を開催しました。
   報告したのは2017年度に派遣された中里寿美看護師、藤谷恵美看護師。中里看護師は2015年度に続いて2回目の派遣。「五島での任務は忙しい毎日で苦労も多かったが、五島の人たちの優しさや、よく働く姿が印象強かった」と語りました。はじめての派遣だった藤谷看護師は、高齢者だけの世帯が多いなど、離島ならではの問題点を報告しました。ふたりとも、忙しい中にも五島の祭りやイベントに参加するなど、島での生活を楽しんだようです。
   「アイランドナース」は離島地域の安定的な看護師の確保、および企業団病院の活性化、職員の資質向上を目的として、長崎県病院企業団が2010年度から実施している事業で、都市部の大きな病院から五島、上五島など離島の病院に派遣される看護師。長崎大学病院は2015年度から本年度までにのべ9名を派遣しており、本年度も2名の看護師が五島で活躍しています。

広報戦略室 橋本