西日本豪雨の支援
DMATの池田さん派遣

激励を受ける池田初男さん (右)と増﨑病院長

 西日本豪雨の被害を受け、長崎大学病院DMATに所属する池田初男さん(事務職)が10日、業務調整員として被災地の一つ、愛媛県に派遣された。県内からは池田さんだけ。
 DMATは県知事の命令で出動する。池田さんは被災県からの派遣要請を受けて、14日までの5日間の任務に当たる。主な任務は愛媛県庁での業務調整(ロジスティクス)で、支援が必要な医療機関の調整や避難所の把握などを担当するとみられる。7月10日午後に本院を出発し、JRと飛行機を使って現地入りする。
 出発に先立ち、長崎大学病院の増﨑英明病院長が激励。「自分の身の安全を守りながら、しっかりと働いてきてほしい」と声をかけ、握手を交わした。池田さんは「被災地のためにしっかりと任務を遂行してきたい」と話した。

(企画広報室 大浦)