検査部の賀来敬仁助教、日本化学療法学会の
上原感染症・化学療法研究奨励賞を受賞

賀来敬仁助教
授賞式の様子

 病院検査部の賀来敬仁助教が日本化学療法学会の上原感染症・化学療法研究奨励賞を受賞しました。
 同賞は、感染症およびその化学療法又は病原微生物に関する研究において優秀な研究業績を挙げ、今後とも研究の発展を志している研究者に対して贈られるものです。5月31日(木)岡山市で開かれた第66回日本化学療法学会学術集会にて授賞式が行われました。
 受賞対象となった研究は、「重症感染症ならびに抗菌薬投与による腸内microbiomeの変化と乳酸菌製剤の効果」です。肺炎などの重症感染症マウスモデルでの腸内細菌叢(microbiome)の変化およびその変化に対する乳酸菌製剤の効果を明らかにする研究が高く評価されました。

 賀来助教は、「今回の受賞をきっかけとして、不明な点が多い重症感染症における腸内細菌叢の役割を明らかにしていきたいと思います。」と意欲を語っています。