がんゲノム医療拠点病院の指定を受けました。

がんゲノム医療拠点病院指定書

長崎大学病院は、2019年9月19日付けで「がんゲノム医療拠点病院」の指定を受けました。

がんゲノム医療とは、主にがんの組織を用いて、多数の遺伝子を同時に調べ、遺伝子変異を明らかにすることにより、一人一人の体質や病状に合わせて治療などを行う医療のことです。

厚生労働省は、がんゲノム医療を提供する体制をつくるため、2018年2月に、がんゲノム医療中核拠点病院を11箇所指定、2019年4月までに、全国156カ所のがんゲノム医療連携病院を公表しています。
「がんゲノム医療拠点病院」は、同省がゲノム医療体制のさらなる充実を目指し、自施設でゲノム医療を完結できる医療機関として、質の担保はもちろんのこと、遺伝的検査の実績、人員体制や地域性への対応などを考慮し、全国34医療機関を指定したものです。 九州では、本院を含め4施設が指定を受けています。

今後は近隣の医療機関と連携し、地域におけるがんゲノム医療の推進に努めて参ります。

[記事:総務課(広報・評価)]