案田准教授と土屋副看護師長が
 人命救助功労者として表彰されました

写真左から中尾病院長、案田准教授、
土屋副看護師長、小渕看護部長

 10月29日、脳神経外科の案田岳夫准教授と看護部(化学療法室)の土屋暁美副看護師長が、諌早消防署から人命救助功労者として表彰され、感謝状を授与されたことを中尾病院長に報告しました。

 表彰されることとなった行動とは、9月26日夕方、諌早市の県立総合運動公園で倒れている男性が発見され、周囲の人が助けを呼んでいるところに駆け寄った土屋副看護師長は男性が心肺停止状態であることに気づき心臓マッサージを開始するとともに、近くでサッカーの練習をしていた高校生にAEDを取ってくるように指示しました。同じく通りかかった案田准教授が心臓マッサージを引き継ぎ、しばらくして到着したAEDを二人で装着し、処置を継続しました。二人の処置と周囲の協力によって男性は意識を取り戻し、一命をとりとめることができました。この行動に対して案田准教授と土屋副看護師長を含む6人に対して感謝状が贈られたものです。

 案田准教授は「偶然通りかかり、医師として当たり前のことをしただけです」、土屋副看護師長は「院内での救急蘇生の研修が役に立ちました」と言い、報告を受けた中尾病院長は「日常の場面でとっさに行動できたことが大変素晴らしい。おかげでかけがえのない命が守られた」と二人を称賛しました。

[記事:総務課(広報・評価)]