形成外科 東晃史助手が
 日本マイクロサージャリー学会最優秀論文賞を受賞

  授賞した東晃史助手
  

 2021年12月1日~12月4日、つくば市にて開催された、第48回日本マイクロサージャリー学会学術集会総会において、本院形成外科の東晃史助手が臨床論文「遊離皮弁による膝周囲の再建領域と移植床血管の選択について」により、日本マイクロサージャリー学会2021年度最優秀論文賞を受賞しました。
 この賞は、マイクロサージャリー分野に貢献する本年度の最も優れた論文に授与されるものです。
 膝周囲の軟部組織の治療は難渋することが多く、外傷や腫瘍により広範囲な軟部組織欠損となった場合は遊離組織移植が必要となります。膝周囲に遊離組織移植を行う際は、移植組織に血液を供給する移植床血管の選択が特に課題であるとされています。本論文では、当科におけるこれまでの症例を調査し、膝周囲を部位別に分類して、それぞれに適した移植床血管について整理して報告しました。
 東助手は「臨床的意義のある論文と評価をいただき大変光栄です。今後もより一層励んでいきたい。」と語りました。

[記事:総務課(広報・評価)]