英文誌「Journal of Thoracic Disease」において、本院リハビリテーション部の花田匡利理学療法士が研究論文「The interplay of physical and cognitive function in rehabilitation of interstitial lung disease patients: a narrative review」により、優秀著者（Outstanding Author）に選ばれました。

　間質性肺疾患 (ILD) には、異常なびまん性実質変化を引き起こすいくつかの多様な肺病変が含まれ、加齢、多剤併用および併存疾患など身体的・認知的機能障害を起こす要因を考慮する必要があります。本論文では、ILD患者の身体活動を制限する身体機能と認知機能に関連する多面的な問題を議論し、呼吸リハビリテーションの潜在的な新しい方向性を提供することを目的として論じました。

　花田理学療法士は「この度はこのような賞を頂くことができ、大変光栄に思います。これも、所属研究室をはじめとした多くの先生方のご指導のおかげであり、深く感謝申し上げます。今後も日々の臨床を大切にし、患者さんの健康増進に役立てるような研究に取り組んで参りたいと思います。」と語りました。