歯科麻酔学分野 岡安 助教が”優秀賞”を受賞

 歯科麻酔学分野(オーラルペイン・リエゾン外来)の岡安一郎 助教が令和5年7月22日(土)に東京都で開催された「第35回第35回日本疼痛漢方研究会学術集会」において、”優秀賞”を受賞しました。
受賞講演は、「オーラルペイン・リエゾン外来を受診した舌痛症患者の臨床統計~舌痛症の病態と漢方治療の有効性についての考察~」で、”優秀賞”は、新規性、独創性、臨床応用への貢献度の高さなどを基準として、最も優れた講演と評価された一題に与えられるものです。

長崎大学病院における口腔顔面痛(口腔顔面領域の痛み)の専門外来「オーラルペイン・リエゾン外来」を受診した舌痛症患者の臨床統計学的検討から、舌痛症の病態と漢方治療の有効性を示した点が高く評価されました。

岡安助教は、「患者さんと、いつもサポートしていただいている多くの方々のおかげで、優秀賞をいただけました。2012年3月に長崎大学病院に新設された「オーラルペイン・リエゾン外来」で十一年間、地道に仕事を続けてきたことへのご褒美をいただいた思いが致します。この専門外来がこれからも、痛みに苦しむ患者さんの「安心の居場所」となれるよう、尽力してまいります」と語りました。


[記事:総務課(広報・評価)]