形成外科 岩尾敦彦 講師が、日本創傷外科学会の英文誌において”最優秀論文賞”を受賞

形成外科 岩尾敦彦 講師が、日本創傷外科学会の英文誌である『International Journal of Surgical Wound Care』において、”2023年度最優秀論文賞”を受賞しました。

これまで、創傷の臭気に関する研究はあまり行われていませんでした。そこで、岩尾講師は臭気のある創傷に塩化ジアルキルカルバモイル創傷被覆材を適用することで、その臭気を軽減させることはできないかを検証しました。結果、主観的評価と客観的評価の両面で、この創傷被覆材が臭気の軽減効果を実証することができ、その成果を本論文で報告しました。

岩尾講師は、「このような賞をいただき大変光栄です。この論文が創傷をもつ患者さんの治療の一助となれば幸いです。」と語りました。


[記事:総務課(広報・評価)]