ゲノム診療センター各部門のホームページ

がんゲノム診療部門

 原発不明がん、希少がん、標準治療に不応となったがんを対象として、がん患者さんの診断や治療に役立つ最新情報を探す新しい検査を通じて、一人ひとりのがんの個性(原因)を明らかにし、患者さんにより適した治療薬の情報を提供する次世代のがん治療です。

希少・難治疾患ゲノム診療部門

 診断がつかずに悩んでいる患者さん(未診断疾患患者)に対して、人体の設計図ともいわれるDNAの配列を最先端の分析機器を使って、遺伝子を幅広く調べ、その結果を症状と照らし合わせることで、患者さんの少ない難病やこれまでに知られていない新しい疾患の診断を行います。

未診断疾患イニシアティブ
 長崎大学は、国立研究開発法人国立成育医療研究センターを研究代表として発足した、全国の診断が困難な患者さんの診療に取り組む体制 (IRUD:Initiative on Rare Undiagnosed Diseases) の構築に参画しています。
長崎大学医歯薬学総合研究科 未診断疾患プロジェクト
「未診断疾患イニシアティブに関する情報提供」HPへ

遺伝カウンセリング部門

 遺伝カウンセリング部門には、臨床遺伝専門医8名ならびに認定遺伝カウンセラー2名が在籍しています。 遺伝性疾患や出生前診断に関するクライアントの不安や悩みを解決するため、遺伝医療の専門家による遺伝カウンセリングを行っています。
 また、ゲノム診療センター内の希少・難治性疾患ゲノム診療部門ならびにがんゲノム診療部門と連携し、"未診断疾患イニシアティブ(IRUD)”や"がんゲノム医療"に関する遺伝カウンセリングを担当しています。